栗橋の家
2階の設計室
埼玉県久喜市
・主要な外部仕上
屋根/ガルバリウム鋼板横葺 一部コロニアル葺
外壁/石綿パーライト板 アクリル系塗装
・主要な内部仕上
床/ホモジニアスタイル貼 壁/ビニルクロス貼
天井/ビニルクロス貼
1F/49.55㎡ 2F/47.22㎡ TOTAL/96.77㎡
1975年に老朽化した自宅の半分を取り壊して15坪の増改築を行いました。私が20代前半の時期に行ったもので予算もわずかしかなくどうせ創るならと先人たちが試みたように自分なりに最小限住居を試みたものです。
経験の少ない未熟な時期に建てたこの住宅も何度かの増改築をへて18年後、事務所を併設することになり、2階のプライベートスペースを事務所に改装しました。 それに伴い1階の居間兼食堂も改装をおこないました。
元の内装は床はニードルパンチカーペット、壁、天井ともラワン合板の素地仕上と若い設計者好みの仕様でしたが今回はあえて自然素材は使わず工業製品のビニルクロス等を使いどの程度問題が有るのか無いのか実験するつもりで採用しています。