山下建築研究所/栃木・埼玉・茨城・群馬・関東エリアを中心に活動しています/自然素材の木の家・栃木県野木町

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WORKS

地域産の木材と自然素材の木の家

野木の家

ダイニング

ダイニングコーナー
 
栃木県野木町
 
・主要な外部仕上
 屋根/ガルバリウム鋼板葺
 外壁/ラスモルタル金ゴテジョリパット仕上

   一部唐松難燃処理縁甲板
・主要な内部仕上
 床/桧縁甲板 壁/天然珪砂塗り 天井/杉板


  1F/67.80㎡ 2F/52.90㎡ TOTAL/120.70㎡

 
 木材は通し柱や大黒柱、土台は桧、それ以外の柱や梁は全て杉で、特一等と呼ばれる並材です。 多少、節が目立ちますが大断面の杉の無垢材は温かみもあり充分な存在感を持っています。直接、触れる床にも杉や桧の無垢材を使いました. 大部分の天井も杉材です。伝統的な真壁構造としているので室内に現れたこれらの木材の調湿効果も期待できます。木材の呼吸を妨げないように床などの仕上は塗膜をつくらない荏油(えごまからつくられる天然の油)を使いました。
 主要な仕上は自然素材でまとめ、裏方となっているパネル素材の合板類は全てF1と呼ばれるの低VOCタイプを使いシックハウス対策を行っています。このパネル工法は工事の合理化をはかる一方、断熱工事においても確実な断熱施工を容易なものとすることにも大きな役割を果たしています。 
 

リビング
リビング
左側の白い円柱は簡易ソーラーシステムのダクト
 
キッチン

キッチン
左側は既製のローコストなシステムキッチン、右側はランバーコアのシナ合板で大工さんに作ってもらった食器棚
玄関

玄関
扉は杉柾目板のフラッシュ戸、床は昔なつかしい豆砂利洗出し仕上、アクセントに近くの河原で拾ってきた小石を花弁状に並べました。
浴室

浴室
ハーフユニットを使い上部壁、天井は桧縁甲板張としています。 大きなFIX+片開き窓の外部には目隠し塀を設けて坪庭風にしつらえ入浴を楽しめるようにしています。
寝室

寝室
居間、食堂、水廻りや寝室など主要な部屋は全て1階に置き、同一フロア内に段差を設けず1階のみで全てを完結させるバリアフリープランとしています。 
設計室

2階の設計室
屋根勾配なりの勾配天井としてボリューム感のある空間となっています。
外観

 南側外観/ウッドデッキ
 
太陽熱を利用した空気循環システムは、軒先から取り入れた新鮮な空気を屋根面で暖め、棟にある集熱ダクトに集めます。暖かい空気はここから縦ダクトで1階の床下に送り床面にある吹出口から放熱しますが、その際に基礎コンクリートや1階の床下に設けられたアクアレイヤーと呼ばれる水の層に蓄熱されます。夜間は外気の取り入れはやめて内気循環となり日中、蓄熱された熱を利用することができます。補助熱源は深夜電力を使ったアクアレイヤーシステムとヒートポンプを併用しています。